タロット占いのプロ鑑定士を目指す方へ


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Category タロットに関する記事
最終更新日 2017年04月20日更新

タロット占いをしていて、ちょくちょくプロの占い師になりたいと言う方をお見受けする事が割と多く遭遇します。
元々私の場合はプロを目指していた訳では無く、純粋にタロット占いが楽しくて鑑定活動を続けていました。

カードが繋がった時の楽しさ、スプレッドを展開してひとつの物語としてカードが語る楽しさがタロットリーディングの世界にはあります。
コールドリーディングだなんだと批判を受ける事もありますが、私はそう言う方は占いを知らない方なんだなと切に思います。

批判をちょっと受けたからと言ってプロの占い師になる事を諦めてしまうようではプロ占い師になったとしても、長く続けていく事なんて出来ないでしょう。
まして有名占い師になる事も到底不可能でしょう。そう言う方はどうか自分の器量を把握してアマチュア占い師としてタロットを楽しむ方が宜しいかと思います。
プロの占い師になるには、もちろん才能もありますが努力と練習次第でいくらでも可能性はあります。


リーディングを楽しもう



プロの占い師になるにはまずはカードのリーディングが出来ない事にはクライアントを鑑定する事は出来ませんから、まずはタロットリーディングを自分の物にする必要があります。
私の場合はオカルト思考なリーディング要素が強く、書籍などに縛られずカードの基本の意味を覚えた上で頭の中に落ちてくるイメージをはっきりさせるツールがタロットカードであると言う認識で居ます。

どう言う事かと言うとタロット勉強したいですとクライアントさんに言われる事がありますが、タロットカードの勉強と言っても教科書を読んで居るのではプロの占い師として立派な占い師とは言えないだろうと私は考えます。
何が言いたいかと言うとアマチュアの間に実戦経験を積みまくる、実際の鑑定の中でこそカードの真の意味を知る事になるからです。
今、私の記事を読んでいるだけではカードの真の意味を知る事は難しいのではないかと思います。逆に真の意味って何?と頭の中に??が浮かんだのではないでしょうか。

私が言いたいのは、実践の中でしか解釈出来ないカードの意味と言うものがあり、イメージトレーニングで空想の相談内容を受けて居たのではカードを読み切る事が出来ないと言う事です。
今は便利な世の中になりましたので、ココナラやMIXIなど色々な所で腕を磨く場所がありますから無料で依頼を受け最低でもレビューを300件は貰えるように練習してもらいたいと思います。
そうやって鑑定しているうちに自分の中で閃きが起こり、書籍などでは書かれて居ないけど、こう言う意味合いなんだと言う自分流のカードの解釈が生まれてきます。

むしろ、自分流の解釈が生まれてこないうちは、カードを読みきれて居ないカードを自分のツールとして扱えていないと言う状況だと思った方が良いかと思います。
そして、自己流のカード解釈が生まれてからが、自分の鑑定としてリーディングがスラスラ出来るようになり鑑定するのが楽しくなります。
もちろん、鑑定精度が上がらなければ、まったく意味のない事ですけども・・・


相談と落としどころ



プロの占い師としてクライアントと対峙し相談を受けますが、まずは相談内容を聞いて『落としどころ』を決めてから鑑定結果を伝える事が重要です。
落としどころも無くクライアントと話をしてしまうと終わりなきループに陥る事がしばしばあります。
これは実際に落としどころを決めて話し出した場合でも十分に起こりうる問題です。

落としどころが無ければクライアントは鑑定が終わった後も『モヤモヤ』が解消されずにあなたの鑑定の評価はあまり良いものを得られないでしょう
それはプロ占い師としては失格です。そのままの鑑定を続けていれば必ず衰退してしまう末路を辿ります。

落としどころを決めるのも経験不足では綺麗な流れを作り相談者を良い方向へ導く事が出来ません
ですから、無料修行のうちに、みっちりと修行を積む事が必須となります。
アマチュアのうちはいくら鑑定をはずしても問題ありません。結果良ければ終わり良し!と言う言葉にもあります通りリーディングを間違えてクライアントに教えて貰ったりするような恥ずかしい場面があったとしても、クライアントが幸せな方向へ行く、または悩み事が解消されるような方向へ導かなければ占い師とは言えないのではないでしょうか


鑑定精度を上げるために



プロの鑑定士が鑑定精度を上げる為にやっている事。
それは命占をひとつは鑑定方法として習得しておく事です。

これは鑑定方針にも寄りますが、アゲ鑑定サゲ鑑定と鑑定の中でもクライアントに言われる事があります。
アゲ鑑定とはつまり、現状の鑑定よりも少しポジティブに鑑定結果を伝える事であり、サゲ鑑定はその逆であります。
これは相談内容を聞いた上で鑑定して落としどころを決めた上で、このクライアントはアゲて伝えた方が幸せな方向へ導けるか、もしくはサゲ鑑定にして良い結果でも多少厳し目に伝えて原状よりも、もっと上を目指して貰えるように導く様な時に使う手法です。

また、正直に伝えて逆切れで怒りまくるクライアントも居るので、事前に命占でクライアントの性質を割り出して置いてどっちの鑑定で伝えるべきか?を決めるのに役立ちます。
命占でクライアントの性質を鑑定すれば、おおよそ7割以上の精度でその人の事が分かりますから、アゲるべきかサゲるべきかを判断するのにも役立ちますし、クライアントのお相手を見る際にも役立ちます。

そうする事でタロットだけでは見えてこない部分も細かく引き出す事によって鑑定精度を上げる努力が必要となってきます。
実際にタロット(卜占)オンリーで鑑定していますと言う方は非常に少ないです。
趣味の延長線沿いで、ちょっとプロ鑑定士してます程度の人に多い傾向もありますから、本業の占い師を目指される方は命占の習得は必須科目と言えるのではないでしょうか。


終わりに



いかがでしたでしょうか。
一口にプロ占い師と言っても資格こそ無いものの、学ぶべき科目は非常に多くそれをマスターしたとしても本当の意味でしっかりした落としどころを決めれない事にはクライアントに満足して頂く事は出来ません。
満足して頂けなければ、それはあなたの占い師としての衰退に直結する部分でもありますから、ひとつひとつが真剣勝負の鑑定となります。

もしあなたがプロ鑑定士を目指す選択をしたならば、神経をすり減らし、クライアントの明るい顔を見る為に毎日鑑定を続ける人生になります。
時には失敗したり、クライアントが泣いて喜んでくれたりと嬉しい事も沢山ありますが基本的には大変神経がスリ減らされる仕事である事は間違いありません。

ですから、あなたが今、自分の事で悩みを持っていたり、恋愛がうまく行かないと悩んで占いに頼るような方ではプロを目指すのは難しいのではないでしょうか?

私はこれでも一応弟子が居り、その弟子もプロデビューから1年近く経ちますが、最近ではABEMA(アベマTV)に出演したりと大忙しで活躍しているようです。
デビュー初月から15万円以上稼いでおり喰うに苦労はしていない様子で私もホッとしております。

もし、あなたがそれでも占い師を目指したいと思われるのであれば、一度お問合せ下さい。